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紳士服のAOKI/全国約370店舗の売上・在庫データなどリアルタイム管理

2006年09月11日/未分類

紳士服専門店「AOKI」を全国展開する(株)AOKIホールディングスは、日本電気(株)と共同で、経営判断の迅速化や顧客満足の向上を実現する新POS(販売時点情報管理)システムを構築した。

あわせて、新POSシステムを支える本社・店舗・データセンタ間の基幹ネットワークのブロードバンド化を実現した。

なお、新POSシステムは、NECインフロンティア(株)のPOS端末「TWINPOS3500」約500台、NECシステムテクノロジー(株)のPOSソフト「PC-POSMATE」、NECのIAサーバ「Express5800」12台などを利用しており、NECソフト(株)がシステム構築で協力した。

また、基幹ネットワークは、高度なセキュリティを実現するNECネクサソリューションズの閉域型VPNサービス「Clovernet Ver.C」やNECの高速アクセスルータ「UNIVERGEIXシリーズ」約400台などを利用しており、NECフィールディング(株)がネットワーク構築で協力した。

新POSシステムおよび基幹ネットワークの主な特長
1.スピーディーな経営判断の実現
「AOKI」「ORIHICA」の全国約370店舗の売上データや在庫データ、顧客データなどをリアルタイムに管理することが可能となった。これにより、本社・店舗における売れ筋商品や顧客の購買動向などの迅速な把握、タイムリーな発注による適正在庫・欠品防止、店舗への適切な販売指導などを実現することができる。

またデータセンタに店舗からアクセスし、様々な角度からデータを取得することができるため、各営業店舗で在庫分析が可能になり、今後個店ベースで地域のニーズに合った品揃え等の対応を目指すことができるようになった。

2.顧客満足の向上
多彩な決済手段や、ポイントデータのリアルタイム更新、ポイントの多様な加減算、別店舗からの迅速な商品取り寄せが可能となり、顧客満足の向上を実現。

3.詳細な売上情報の取得と会計時のオペレーション時間の短縮
店舗社員が操作に戸惑うことのないように配慮するだけでなく、既存機能をブラッシュアップしたインターフェイスを採用したため、詳細な売上情報の取得とオペレーション時間の短縮を両立。

4.高速化を実現するブロードバンドネットワークを構築
従来、ISDNを利用していた本社、店舗、ならびに業務サーバを設置するデータセンタ間を接続する基幹ネットワークのブロードバンド化を図ったため、通信費の削減、ペーパレス、演出POPなどのデータ配信等によるスピーディーな販促対応を実現することができ、バックアップ回線として広域イーサネットの用意や、本社に設置するルータの二重化、データセンタに設置するルータの三重化、24時間365日のリアルタイムでのネットワーク監視などを行なうことで、ネットワークの信頼性を高めることができる。

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