大日本印刷（株）はDNPグループCSR報告書2006（2005年4月～2006年3月）を発表した。
物流分野では2005年度の輸送に関わるCO2排出量は4,540トンで、2000年度比で25.8％削減した。CO2排出量原単位は、輸送量の増加により削減が進んだが、輸送量燃料使用量原単位は増加傾向にあるという。
2010年度までに2000年度比で、CO2排出量原単位（CO2排出量/輸送トンキロ）を5％削減。輸送用燃料使用量原単位（燃料使用量/売上高）を20％削減を目標としている。
物流子会社の（株）DNPロジスティクスでは、配車や輸送ルートの適正化、デジタルタコメーターの導入により、輸送の効率化を進めてきた。
また、アイドリングストップの徹底、CNG車やハイブリッド車の導入、車両の大型化などもあわせて実施し、CO2削減に努めている。
さらに、従来よりDNPグループ環境マネジメントシステムである「エコレポートシステム」に参加し、環境改善活動に取り組んでおり、これに加え、2004年11月には板橋事業所でISO14001を認証取得、今年秋には
赤羽事業所でも認証取得を目指しており、さらに取得を拡大する予定。
