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北越製紙、日本製紙/戦略提携の共同検討で生産・物流で8億円メリット

2006年09月13日/SCM・経営

北越製紙(株)と日本製紙(株)は9月12日、戦略的提携を結ぶ検討に入った。

主な検討範囲は、日本製紙石巻工場N6号抄紙機(平成19年度稼動予定)、北越製紙新潟工場N9号抄紙機(平成20年度稼動予定)の両大型新設オンマシンコーターのスムーズな立ち上がりと収益への早期貢献を実現するための既存設備も含めたOEM生産委託、操業、物流、原材料調達等の面における具体的協力関係等で、両社は平成18年11月30日を目標に、提携契約を締結することを今後検討する。

提携内容と目標メリット(年額)として、最新鋭抄紙機の投資効果早期発現への相互協力35億円、原燃料の購入における相互協力42億円、生産体制、物流合理化における相互協力8億円で、目標額合計85億円を見込んでいる。

物流協業化では、コンテナ・トラック等の融通、鉄道貨物輸送の活用、ユーザーからの信頼感を高めるとしている。

また、地域別最適生産体制へのシフトとして、関東圏で北越製紙供給にシフト、東北・関西・九州圏では日本製紙供給にシフトを進める。

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