日本通運(株)は、顧客のサプライチェーンをファイナンス面からサポートするため、物流とIT・決済・金融を融合させた「ロジスティクス・ファイナンス」事業のオペレーションを担う「日通キャピタル」を設立した。
「JIT」「VMI」における在庫の圧縮・オフバランスや、それに伴う売掛債権の早期資金化に対して、グローバルにお応えすることで、総合物流企業としての3PL事業を強化・拡充する。
また、新会社にグループ内の資金調達業務を集約し、従来から導入しているCMSの機能強化を図ることで、連結ベースでの金融コストの削減とグループ内の財務取引の効率化を目指す。
新会社の概要
商号:日通キャピタル(株)
所在地:東京都港区東新橋一丁目9番3号
資本金50,000,000円
設立2006年10月2日
代表:取締役社長大出勇
営業開始2007年4月目途
事業概要
「VMI」型取引における決済・金融サービスの提供
「B2B」マーケットにおける決済代行サービスの提供
「B2C」マーケットにおける『e-決済』サービスの提供
日本通運及びグループ会社との資金取引(調達・貸付)
収納・支払代行等、決済サービスの提供