イオン(株)は、2007年2月期中間決算短信の経営成績で、総合スーパー事業について、荒利益面では、前期に物流センターやインフォメーションテクノロジーなどのインフラ整備が整い、その活用がより一層進んだことにより、商品調達コストの低減と在庫管理レベルの向上が図られ、荒利益率を大幅に改善したとしている。
通期見通しでも、トップバリュをはじめとする開発商品比率を高めるとともに、物流・インフォメーションテクノロジー等グループのインフラを活用した様々な商品コスト構造改革をさらに推進し、引き続き在庫効率化を図り、売価変更の削減・ロス率の改善に重点的に取り組み、年間での荒利益率で前期比から0.8%前後の改善を想定しているという。