DHLは、アトラス・エア・ワールドワイド・ホールディングス(AAWW)の子会社で航空貨物企業のポーラー・エア・カーゴ・ワールドワイド社と戦略的提携契約を結んだ。
この契約により、特にDHLエクスプレスが、米国―アジア間の太平洋長距離ルートでの航空輸送キャパを拡大させることになった。積み替え輸送時間も短縮される。
契約は今年末から来年初頭にかけて締結される見込み。契約期間は20年で、DHLはポーラー・エアのみならず、AAWWの別の子会社であるアトラス・エアの航空機キャパも活用できるようになる。
今回の契約に伴い、DHLは、2008年1月から11月までに1億5000万ドルを出資し、ポーラー社の株式の49%(議決権付き25%)を取得する。ただし、ポーラー社の経営の独立性は維持する。(翻訳)