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キムラユニティー/平成19年3月期中間決算短信(連結)

2006年10月30日/未分類

キムラユニティー(株)の平成19年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は、下記の通り。

同社グループと関係の深い自動車業界は、軽自動車の販売台数が過去最高を記録したが、ガソリン高による買い控え等の影響により乗用車の販売台数が減少したことから国内新車総販売台数は低調に推移した。

一方、海外市場の堅調さに支えられ、国内生産台数、輸出台数はともに好調に推移した。このような環境の中で同社グループは、引き続き価格競争の影響を受けながらも、積極的な営業活動を展開して既存顧客の深耕、新規顧客の開拓に努めるとともに、原価の低減に努めた。

その結果、当中間連結会計期間の売上高は17,900百万円(前年同期比10.0%増)。また、利益面では、営業利益は568百万円(13.8%増)となったが、前期発生しました中国の子会社においての補助金収入がなくなったことと等により、経常利益は、678百万円(4.2%減)、中間純利益は307百万円(10.8%減)となった。

主な事業別の状況
物流サービス事業
・包装事業
主要取引先の価格引き下げの影響を受けたが、既存顧客への深耕や新規顧客への拡販に努めたことにより受注量が増加し、売上高は9,062百万円(16.0%増)。
・格納器具製品事業
自動車関連業界が好調であったことに加え、海外子会社KIMURA,INC.の受注量が拡大したことにより売上高は1,838百万円(27.9%増)。

以上の結果、物流サービス事業の売上高は10,901百万円(16.3%増)となり、営業利益においても販売単価の下落、派遣契約単価の高騰等の影響を受けましたが、480百万円(28.4%増)。

自動車サービス事業
・車両リース事業
顧客のコスト削減施策のための利用車両の小型化、価格競争による単価の下落等の影響を受けたが、企画提案型営業による拡販に努めたことにより売上高は3,565百万円(2.2%増)。
・車両整備事業
保険会社との提携による鈑金修理導入促進やコールセンターの設置によるサービスの拡充を推進したが、メンテナンス受注単価の下落等により売上高は1,163百万円(3.4%減)。
・自動車販売事業
国内自動車販売の低迷の影響を受ける中、提案型販売を積極的に展開するとともに、他社リースアップ車両の販売促進を進めたことにより、売上高は536百万円(2.1%増)。
・カー用品販売事業
引き続き個人消費の低迷の影響を受けたが、オペレーションサービスやアフターサービスの強化によるリピート促進に努めたことにより、売上高は459百万円(0.5%増)。

・保険代理店事業
保険料率自由化や通信販売が拡大する中で、提案型販売活動を積極的に展開したが、生命保険手数料の減少により、売上高は320百万円(0.8%減)。

以上の結果、自動車サービス事業の売上高は6,101百万円(1.0%増)、営業利益は489百万円(1.8%増)。

その他事業
・情報サービス事業
自動車メーカー及びその関連企業への拡販に注力したが、新規案件の受注獲得が不足し、請負開発売上が減少したことにより売上高は672百万円(10.1%減)。
・人材派遣事業
前期に引続き、中部地区における企業の人員不足が続く反面、正社員の新規採用が増加する環境の中、積極的な販売活動を展開したことにより、売上高は694百万円(15.2%増)。
以上の結果、その他事業の売上高は1,366百万円(1.2%増)となり、営業利益は、4百万円(前年同期は、微損失)。

通期の見通し
CSナンバーワン経営を実現するため、業態改革をさらに推進するとともに、グループの総力をあげて、お客様の期待を上回る商品、サービスの提供に努めることにより、受注の拡大と原価の低減に努力し、グループ価値の向上に取り組んでいく。

この結果、通期の売上高は36,870百万円(6.2%増)を見込み、利益面でも営業利益1,530百万円(19.4%増)、経常利益は1,690百万円(6.3%増)、当期純利益930百万円(12.4%増)を見通している。

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