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新日本石油/11月1日出荷分で、前月比コスト4円下げ

2006年10月30日/SCM・経営

新日本石油(株)は、11月1日出荷分の石油製品(ガソリン・灯油・軽油・A重油)の卸価格を改定する。

コスト変化は、ガソリン・灯油・軽油・A重油2006年10月対比▲4.0円/Lだが、11月卸価格は、2006年3月対比+6.3円/L程度としている。

11月の同社コストは、前月に比べて為替レートが円安となったものの、原油価格が下落したため、2006年10月対比▲4.0円/Lとなった。

しかし、同社は、ことし3月に2005年1月対比コスト変化分である+22.9円/Lの実行方針を打ち出しているが、価格転嫁は2005年1月対比+16.1円/Lの値上げ幅に留まり、▲6.8円/L程度の取り残しが発生している。その結果、方針どおり取りきれる向け先と取りきれない向け先が発生した。

そこで、この方針どおりに取りきれた向け先への11月1日以降の出荷分は、2006年3月対比のコスト変化分である▲0.5円/Lの値下げとする。

一方、方針どおり取りきれない向け先への出荷分は、コスト変化分▲0.5円/Lに取りきれていない分を上乗せする。

結果として2006年11月の卸価格は、2006年3月対比+6.3円/L程度(取り残し分の6.8円/L程度とコスト変化分の▲0.5円/Lの合計)となる見込み。

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