AMBプロパティー・コーポレーションの2006年度第3・四半期決算は、FFOPS（Funds From Operations Per Fully Diluted Share＝希薄化後1株あたりFFO）が前年同期の0.50ドルから0.72ドルに上昇した。
06年度第1四半期からの9カ月間では、FFOPSは前年同期の1.59ドルから2.10ドルに上昇した。
06年度第3四半期の希薄化後1株あたり純益（EPS）は0.33ドルで、前年同期の0.31ドルから増加した。06年度第1四半期からの9カ月間では1.39ドルとなり、これも前年同期の1.27ドルから増大した。
業績をみると、各不動産市場での物件取得収入や賃貸料上昇により、06年度第3四半期の既存店舗の現金ベースの営業純益は、前年同期比5.8％増となった。リース契約の解約料の影響を取り除くと、上昇率は5.5％。
リースの更新や更改に伴う賃貸料は、06年第2四半期（前期）が0.9％減、05年度第3四半期が7.6％減だったのに対し、06年度第3四半期は9.9％増となった。（翻訳）
