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新日本石油/3月出荷分値上げ、前月比コスト変化は0.3円下げ

2008年02月28日/SCM・経営

新日本石油は、3月1日出荷分からの石油製品(ガソリン・灯油・軽油・A重油)の卸価格を、2006年9月対比で1リットル当たり16.1円値上げする。
なお、2008年3月の同社コストは、前月に比べて原油価格が上昇したものの、為替レートが円高となったため、2008年2月対比マイナス0.3円/Lとなった。
同社は、2006年9月に2005年1月対比コスト変化分である+31.1円/Lの実行方針を打ち出しておりますが、2006年9月時点での価格転嫁は、2005年1月対比で+26.2円/Lの値上げ幅に留まり、マイナス4.9円/L程度の取り残しが発生している。
その結果、方針どおり取りきれる向け先と取りきれない向け先が発生した。
このため、この方針どおりに取りきれた向け先への2008年3月1日以降の出荷分については、2006年9月対比のコスト変化分である+11.2円/Lとする。
一方、方針どおり取りきれない向け先への出荷分は、コスト変化分+11.2円/Lに取りきれていない分を上乗せする。
結果として2008年3月の卸価格は、2006年9月対比+16.1円/L程度(取り残し分の4.9円/L程度とコスト変化分+11.2円/Lの合計)となる見込み。

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