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アートコーポレーション/平成18年9月期決算短信(連結)

2006年11月15日/未分類

アートコーポレーション(株)の平成18年9月期決算短信(連結)の経営成績は、下記のとおり。

引越事業には転勤需要の源となる法人企業へのアプローチや新築マンションへの入居者の紹介を狙ったデベロッパーとの関係構築など、法人顧客に対する戦略を継続して展開するほか、個人向けの各種キャンペーンの実施など販路拡大に努めており、業績は堅調に推移した。

また、住宅関連事業は、新築マンションの分譲販売を開始しており、その業績も順調に推移したことから、グループでは、売上高は59,204百万円と前年度に比べ7,290百万円の増収(14.0%増)となった。

経常利益には3,852百万円と532百万円の増益(16.0%増)。当連結会計年度より「固定資産の減損に係る会計基準」を適用し、特別損失として減損損失1,054百万円を計上した。

あわせて、特別利益として保有の有価証券を売却したことによる売却益1,068百万円を計上したことにより、当期純利益は2,063百万円となった。

事業の種類別セグメントの業績
引越事業
引越業界においては、各社が厳しい価格競争を続けているが、CSを機軸としながら、社会環境の変化と顧客ニーズを先取りした商品サービスの開発に注力した。「theOl23不動産情報センター」等の活用によるマンションデベロッパーからの紹介件数が増加しているほか、転勤需要の源となる法人企業からの受注も順調に拡大している。

また、アートコーポレーション創業30周年企画として「ドラえもん冷温庫」キャンペーンを実施するなど、個人顧客の獲得にも注力している。

これらの結果、法人チャンネル(転勤と取次)を中心とした受注は引続き順調に推移したことに加え、受注単価は、当年度も明確な回復傾向を維持した。

売上高は40,460百万円と前年度に比べ4,018百万円の増収(11.0%増)、営業利益は4,908百万円と298百万円の増益(6.5%増)となった。

輸入車販売事業
販売の主力となる欧州車の取扱いにおいて、特に希少性と付加価値の高いプレミアムカーの販売に注力したが、ユーロ高が予想以上に進行した影響もあり、売上高は6,249百万円と311百万円の減収(4.7%減)。営業利益も167百万円と5百万円の減益(3.2%減)。

国内物流事業
家電・家具の輸送取扱量が堅調に推移したことに加え、メーカーの資材調達物流の受注増が寄与し、売上高は5,411百万円と前年度に比べ540百万円の増収(11.1%増)。営業利益は454百万円と前年度に比べ196百万円の増益(76.0%増)となった。

住宅関連事業
土地販売と設計・施工販売が順調に推移したことに加え、マンションの新築分譲販売を開始した事により売上高は、5,518百万円と1,980百万円の増収(56.0%増)、営業利益は220百万円と156百万円の増益(245.7%増)。

その他の事業
物販事業において、フットワークインターナショナル(株)を中間期から連結対象としたことから、売上高には、1,564百万円と1,062百万円の増収(211.7%増)。営業利益は、44百万円と37百万円の減益(46.2%減)。

平成19年9月期(通期)の見通し
引き続き平成19年9月期も引越事業における拡大戦略を継続するに留まらず、グループ各事業で最大限のシナジーを発揮し、業容の拡大を図っていき、平成19年9月期の通期の業績予想は、売上高66,000百万円、経常利益4,450百万円、当期純利益2,520百万円を見込んでいる。

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