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住友倉庫/平成19年3月期中間決算短信(連結)

2006年11月17日/国際

(株)住友倉庫の平成19年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は、下記のとおり。

営業収益は物流事業が好調であったことに加え、情報システム部門の一層の強化のために実施したアイスター(株)の子会社化も寄与して55,237百万円と前年同期を8.2%上回った。営業利益は3,296百万円と20.2%増加し、経常利益も3,758百万円と23.5%の増益、中間純利益は特別利益の計上がなく、2,249百万円と22.7%下回った。

事業の種類別セグメントの概況
物流事業
倉庫業は、トランクルーム貨物の取扱いが好調であったことなどにより、倉庫業収益は6,885百万円(前年同期比3.9%増)。港湾運送業は、コンテナ荷捌は空コンテナ等の取扱いが減少したが、一般荷捌が輸出貨物、輸入貨物ともに堅調に推移したため、港湾運送業収益は18,183百万円(5.2%増)。

国際輸送業は、一貫輸送が日中間を中心に引き続き好調であったほか、プロジェクト貨物や航空貨物の取扱いの増加も寄与し、国際輸送業収益は13,526百万円(16.8%増)。陸上運送業ほか収益は、アイスターの子会社化によりその他収益が増加したため、12,045百万円(7.9%増)。

以上の結果、物流事業は全般的に順調な取扱いとなり、全体の営業収益は50,640百万円(8.5%増)、営業利益は2,337百万円(12.2%増)。

不動産事業(省略)

通期の見通し
物流事業は、事業の一層の拡大を目指し、遠州トラック(株)の株式を公開買付けによりことし9月26日に取得し、新たに子会社とした。これにより、配送センター業務に不可欠な陸運部門の強化、中部地区の優良顧客への事業展開をはじめとする新規顧客の開拓や、日中間一貫輸送など中国における物流事業をさらに拡大し、グループ物流機能の一層の充実を図っていく。あわせて、情報技術を活用し、より高品質なサービスを提供する。

通期の業績予想は、当中間期の業績好調に加え、下半期も引き続き物流事業、不動産事業ともに堅調に推移すると見込まれること、遠州トラックの子会社化に伴い、同社グループの下半期の業績見通し等を織り込み、売上高119,500百万円、営業利益7,000百万円、経常利益7,600百万円、当期純利益4,200百万円と見込んでいる。

増減額のうち、遠州トラック(株)の子会社化に伴う影響は、営業収益9,000百万円、営業利益500百万円、経常利益400百万円、当期純利益100百万円とみている。

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