（株）キユーソー流通システムは、平成19年度から新中期経営計画をスタートさせた。アセット型3PLとしての取り組みを積極的に進めるほか、求貨求車情報システム「QTIS」を会員以外にも拡大する。キユーソー便全国小口輸配送システム（キユーソースルー便）を拡大。19年12月には川崎市に本格的な輸入貨物対応型の低温物流センターを稼動させる。
1月11日に発表した18年11月期連結決算短信の中で説明しているもので、依然として物流のアウトソーシングニーズが根強い、として、既存顧客の海外移転に対応していくほか、ドラッグストアなどの未開拓分野の開拓を進める。
また、全国物流機能の強みを生かして共同物流、キユーソースルー便を拡大する一方、運送・保管効率を高めるため、倉庫作業支援システムを70か所の営業拠点に導入。保管効率を向上させるため倉庫を改良し、移動棚、自動倉庫システムの導入などを推進して省力化を進める。
環境負荷を低減するための取り組みとしては、低公害車の積極導入、求貨求車情報システム「QTIS」の活用拡大を掲げた。QTISの事業拡大を図るため、これまでの会員以外の運送会社にも対象を拡大し、傭車力の向上に努める。
