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JR貨物/平成18年度第3四半期輸送動向

2007年01月19日/未分類

日本貨物鉄道(株)の平成18年度第3四半期(10月~12月)輸送概況は、10月に秋雨前線と低気圧の影響で関東から東北地方の太平洋側を中心とした大雨・強風による輸送障害が発生したほか、11月には武蔵野線での機関車故障に端を発し、その後輸送障害が重なったことによる輸送混乱が約1週間におよび、これらの影響で、高速貨336本、専貨19本が運休した。

荷動きは、12月中旬以降は年末に向けて需要が旺盛となったものの、暖冬等による石油の減送と季節物資の伸び悩み等があった他、輸送障害の影響も受け、全般的に低調に推移し、輸送量全体では前年比2.1%となった。

コンテナ貨物は、一部品目の生産中止により減送となった化学薬品の他、エコ関連物資が前年を下回ったものの、政府米の出荷が好調であった農産品と11月15日から専用列車の運転を開始し増送となった自動車部品の他、紙・パルプ、化学工業品などが前年を上回り、コンテナ貨物全体では前年比3.5%増となった。

車扱貨物では、石灰石などが前年を上回ったものの、灯油と重油が減送となった石油の他、一部区間で輸送終了となったセメントなどが前年を下回り、車扱貨物全体では前年比10.4%となった。

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