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JR貨物/5月分のコンテナ20%減、車扱12.8%減

2009年06月10日/3PL・物流企業

日本貨物鉄道は6月10日、5月分の輸送動向を発表し、コンテナ146万3000トン(前年同月比20.0%減)、車扱い66万9000トン(12.8%減)となった。

人身障害事故等による列車の遅れが一部に発生した他、下旬には予讃線での強風による輸送障害で、高速貨2本が運休した。

荷動きは、大規模な減産で在庫調整が進み、生産においては底入れの兆しがでてきたものの、低調に推移した。

コンテナ貨物は、生産調整が継続している紙・パルプ、化学薬品をはじめ、自動車部品、農産品・青果物などすべての品目が前年を下回った。

農産品・青果物は、国際的な穀物価格の下落に伴い飼料用となる政府米の販売が落ち込み減送となった。なお、自動車部品は前年を大きく下回っているものの、各メーカーにおいて減産幅の圧縮が進んだことから、3ヶ月連続で前月を上回った。

車扱貨物では、石油、セメント・石灰石などが前年を下回った。石油は、揮発油が堅調な出荷となったものの、生産活動の低迷の影響を受けた重油と軽油が大きく減送となり、全体では前年を下回った。セメント・石灰石は、工場の減産により減送となった。

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