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JR貨物/10月輸送動向、石油関連が増加

2007年11月16日/調査・統計

日本貨物鉄道(株)(JR貨物)が11月15日に発表した10月分の輸送動向によると、中旬に伯備線での機関車故障による輸送障害が発生し、高速貨4本が運休したものの、月全体を通して安定した輸送状況で推移した。

荷動きは季節物資の出荷が旺盛であったほか、石油の好調な出荷もあり、比較的堅調に推移した。
コンテナ貨物では、一部メーカーの生産設備不調で減送となった紙・パルプ、家電・情報機器などが前年を下回った。

しかし政府米、北海道地区の野菜類の出荷が好調であった農産品・青果物のほか、10月22日から専用列車を増発したことにより増送となった自動車部品などが前年を大きく上回り、全体では前年比3.8%増となった。

車扱貨物では、鉄鋼メーカーの定期修理により出荷調整のあった石灰石、セメントなどが前年を下回ったものの、11月の仕切り価格急騰などで灯油・揮発油が増送となった石油が前年を大きく上回り、全体では前年比9.9%増となった。

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