LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

ホライズン/輸送効率向上へ能動型ICタグ導入

2007年01月24日/IT・機器

ホライズン・ラインズ(Horizon Lines)は、輸送過程のリアルタイムの情報を荷主に提供するための能動型ICタグ(RFID)・システムを導入した。貨物輸送の可視性を高め、ジャスト・イン・タイムの輸送を実現するためのプログラムとなっている。

開発したのは、同社のIT関連子会社のホライズン・サービス・グループで、トラッキングの対象はコンテナ貨物の積み込み地から最終目的地までの情報。現在、同社が運航するアラスカ航路の全コンテナ船について、ICタグを装着する作業を続けている。

ハードとしてのICタグ自体は、IDENTEC SOLUTIONS社が製造。今後、ICタグ情報の読み取り機を、ホライズンの物流センター、コンテナターミナル、さらにアラスカ地域の主な自動車専用道にも設置する予定だ。

このプログラムに伴い、ホライズンは、アラスカ市場での日用雑貨の小売大手であるセーフウェイ(Safeway)社と共同で、北西太平洋地域の物流センターで積み込まれ、アラスカ域内の各店舗に配送される貨物のICタグ装着についてモニター試験を行っている。(翻訳)

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース