(株)日新の平成19年3月期第3四半期の業績は、顧客のグローバルな事業展開に密着した物流サービスの提供により、輸出を中心に航空・海上貨物の取扱い増が実現し、米中間など三国間輸送の拡大や国際一貫輸送の取扱い強化に努めた。
海外においては北米・中国・アジアなどにおいて事業拡大に取り組み、成長著しいインド・ベトナムでの営業を積極的に展開した。
国内物流事業は、IT活用の高度化など顧客ニーズへの対応力強化に取り組むとともに、国内グループ企業の連携強化で新たな展開を目指した。
自動車運送事業は、輸送体制の見直しなど効率化に努め競争力強化を図った。
倉庫事業は、施設の定温化や改修などの高付加価値化により保管配送業務の取扱い拡大に取り組んだ。
当第3四半期における売上高は、前年同期比5.4%増の166,607百万円となり、営業利益は前年同期比19.9%増の4,492百万円、経常利益は前年同期比31.1%増の4,993百万円、純利益は前年同期比122.1%増の2,980百万円となった。