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経済産業省/EPCglobalと国際物流のRFID国際標準化実証実験

2007年02月15日/IT・機器

経済産業省は、電子タグの国際標準化機関(EPCglobal)と共同して、国際物流において幅広い活用が期待されているアクティブタグ(読取距離の長い電池付きの電子タグ)を標準化し、導入効果や課題の検証を目的とした実証事業を実施する。

国際物流で活用される電子タグの国際標準化を目的とし、国際標準化機関(EPCglobal)で検討中のアクティブタグに求められるビジネス要件について、香港-日本間の実際の海上輸送の環境下で実証実験を行い、導入効果や課題を明らかにするもの。

具体的には、日米を代表するメーカーの提供する2種類のアクティブタグをコンテナに貼り付け、性能検証を行い、ビジネス要件を満たしているかを検証する。

さらに、香港と日本のIT企業がそれぞれ開発したネットワークシステム(EPCIS)を相互に接続し、電子タグから読み取った物流情報を国境を越えて関係者間でリアルタイムに共有し、その効果や有効性を検証する。

なお、今回の事業の成果を元に、国際物流における電子タグ国際標準化の検討を加速させ、日本企業の技術やビジネスモデルを国際標準に反映させることで、電子タグの国際標準化における日本の存在感が増すことを期待している。

主要参加者
輸出者:リーボックインターナショナル
輸入者:リーボックジャパン
国際物流業者:DHL、マースクロジスティクス、日本郵船、シュナイダー、シェンカー
ITベンダ:MTI、野村総合研究所等
システム構築:NTTコムウェア、IIJ、日本オラクル、日本ベリサイン、凸版印刷、トッパンフォームズ等

問い合わせ
経済産業省
商務流通G流通・物流政策室
担当:浜辺、富田
電話:03-3501-0092(直通)


事業全体イメージ
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