(株)宇佐美鉱油と東京電力(株)は12月11日、栃木県矢板市の宇佐美鉱油のサービスステーション(SS)に「外部電源式アイドリングストップ冷暖房システム」対応の給電スタンドを併設駐車場に設置する。
「外部電源式アイドリングストップ冷暖房システム」は、荷待ちや休憩などの待機時にエンジンをかけずにトラックの運転室内の冷暖房が行え、軽油と環境負荷の削減が可能なシステムで、すでに国内の7地点のトラックステーションに東京電力が設置しているが、石油卸企業のSSに設置されるのは、これが初めて。
同SSは、栃木県矢板市中直沢938-1に12月5日にオープンする予定で、大型トラックなどに、仮眠・休憩が可能な駐車場を併設し、日野自動車(株)が販売する電動冷暖房装置搭載車への給電を東京電力とともに開始する。
今後、宇佐美鉱油と東京電力の両社は、給電スタンドを兵庫県加東市(滝野社SS;平成19年12月中旬オープン)、千葉県千葉市(千葉新港SS;平成20年1月中旬オープン)と順次、設置する。
なお、給電スタンドの利用開始に併せて、運送事業者や荷主を対象としたアイドリングストップ冷暖房システムの利用に関する説明会を開催する計画で、説明会への参加者と当日来場可能な給電スタンドの利用第一号車となる運送事業者を募集している。
■説明会の問合せ
東京電力(株)
環境部 社会システムグループ
TEL.03-4216-6380、6388
給電システムの詳細は、下記URL参照。
http://www.tepco.co.jp/eco/i-stop
■車両・冷暖房装置の問合せ
日野自動車(株)
国内企画部 商品計画室
TEL.03-3456-8890