日本貨物鉄道（株）は、鉄道貨物輸送の大動脈をなす東海道・山陽線について、コンテナ貨物列車の長編成化（26両編成、1300トンけん引）への対応の輸送力増強を図り、鉄道へのモーダルシフトを推進するため、国の「幹線鉄道等活性化事業費補助」の事業として、平成14年度から変電所設備の増強と待避線延伸の工事を行ってきた。
事業の概要
（1）工事区間東海道・山陽線（吹田信号場～北九州貨物ターミナル駅間）
（2）工事内容変電所設備増強5箇所、待避線延伸3箇所
（3）事業効果鉄道コンテナ輸送力の増強年間25万トン
（4）モーダルシフトによる改善効果
CO2排出削減量年間約36，000トン
NOX排出削減量年間約50トン
（5）工事費：約36億円（うち補助対象事業約31億円、国からの補助率30％）
（6）事業主体：水島臨海鉄道（株）（第3セクター）
