日本生活協同組合連合会と生活協同組合連合会コープネット事業連合は2月27日、コープネット事業連合の2店舗(コープとうきょう・ひばりが丘店、さいたまコープ・ポレール武蔵浦和)で行う生産・製造・物流履歴追跡システムの実証実験の見学会を実施する。
実証実験は2月21-27日まで行い、対象商品は日配加工品7品目(漬物3品と豆腐4品)で、今後、納豆2品を追加する。日配加工品を対象に原材料から製造、流通を経て店舗に至るまでのトレーサビリティシステムを構築する実証実験は、全国的にも珍しい。
実験店舗では2月27日で実証実験を終了するが、翌28日からは継続利用に移行。店舗に設置した専用モニターで、原材料情報、栄養表示、アレルギー物質、遺伝子組み替えの有無、商品特徴などの商品情報、主原料の産地、原料入荷日、加工日、工場出荷日、店着日などのトレーサビリティ情報を確認することができる。