LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

日本生協連/鳥栖冷凍流通センターの物流設備工事完成

2010年07月22日/物流施設

IHIは7月22日、日本生活協同組合連合会から受注した、鳥栖冷凍流通センターの物流設備工事を完成したと発表した。

<鳥栖冷凍流通センターの概観>
20100722ihi.jpg

同センター(延床面積約1万9000㎡)は、冷凍商品の「入荷」「保管」「搬送」「仕分け」「ピッキング(詰め合わせ)」「出荷」機能を持つ最新の物流センターで、マイナス25度の環境下でICタグを利用し、ピース(個)単位の高速自動仕分けを行う設備を導入した。

IHIは、冷凍商品約2万ケース(平均サイズ換算)を一時保管する異種荷姿対応冷凍ケース自動倉庫「冷凍シャトル&サーバー」や、1時間の処理能力約3万ピース(1日に約30万ピース)の冷凍高速自動仕分け機「冷凍オーダマチック」、冷凍下での仕分けに必要な情報処理設備など同センターの物流設備工事一式(設計・製作・据付・試運転調整)を担当した。

センターでは、冷凍環境下での人手の作業をなくしたほか、気温5℃での1人当たりの仕分け作業効率を高め、作業人員の大幅な削減も実現した。

商品を搬送するセンター内循環トレーには、ICタグを取り付けることによって、正確な仕分けを実現し、無人の冷凍環境において、自動で商品を取り扱うことによって仕分けやピッキングのミスを解消するとともに品質の向上も図る。

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース