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日本生協連/物流過程の商品1点当たりのCO2排出量は12.69g

2009年09月16日/CSR

日本生活協同組合連合会(日本生協連)は9月16日、2008年度の主な環境活動について取りまとめた「日本生協連 環境報告書2009」の中で、物流部門のCXグループが2008年度に物流過程で発生したCO2排出量(日本生協連と会員生協の業務委託分の合計)は2002年度比で70.6%増の4万7970トン、商品1点当たりの排出量は12.69g(2002年度比で18.5%減)だったと発表した。

配送した商品数は37億8100万点(109.5%増)で、CXグループは取扱商品1点当たりのCO2排出量12.72g、2002年度比81.7%を目標としており、受託拡大、日本生協連・会員生協の取扱商品点数の増加などで前年実績を下回り、目標を達成したとしている。

2009年度は13.26g、2002年比14.8%減を目標にしており、2009年度以降、新たな物流センター等の稼動を計画しているため、目標は適宜見直していく。2009-2011年度の温暖化防止自主行動計画では、今年度の商品点数は18億500万点、CO2排出量は2万8113トンを見込む。

環境負荷削減の取組では、バイオディーゼル燃料の導入拡大、エコドライブの推進、配送効率向上による走行距離の削減などに注力した。

バイオディーゼル燃料の使用状況は、2008年度末に約140台のトラックが使用している。平行して、車両の省エネ対策交流会を毎年開催しており、2008年度は車両の燃費改善の方向性の学習、エコドライブ支援機器の活用について交流会を開催した。

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