（株）日本アクセス、シーエス薬品（株）、アルフレッサホールディングス（株）の3社は3月20日、一般用医薬品と食品などの卸売業務について業務提携契約を締結した。物流や商品開発などで連携し、多様化する小売業界への対応を効率化する狙い。
消費者の健康志向の高まりとともに、小売業界は取扱商品が多様化、広域化、大型化が進んでおり、高度な流通機能が求められているとして、変化する業界環境に積極的に対応するため、「業種を越えて『食と健康』をキーワードにした販促提案や流通体制を構築することが必要」と判断したもの。
日本アクセスとシーエス薬品は食品、一般用医薬品などの卸売事業について、物流、営業、商品開発、仕入、販売促進、情報システム、管理、、新たな事業機会の創出など、あらゆる分野で事業シナジーの向上による事業拡大とリテール、中間流通の変化をふまえた協力体制を構築していく。アルフレッサホールディングスは、業務提携を推進するために日本アクセス、シーエス薬品に対して支援、協力する。
今後は、3社で推進委員会を組織し、業務提携の具体化を図る。
