松下電工（株）は、インド共和国のトップシェア電設資材メーカーである「ANCHOR社」の発行済株式の80％を取得した。なお、ANCHOR社の現オーナー家は引き続き20％相当の株式を保有し、共同でNCHOR社の事業拡大を図る。
ANCHOR社の買収により、同社はアジア市場における事業基盤をより強固とし、さらに「配線器具事業のアジア市場でのシェアNO．1」という中期経営ビジョンの実現に向けて成長戦略を加速させる。
ANCHOR社はインド共和国ムンバイ市に本社を置く電設資材メーカーで、1963年の創業以来、スイッチやコンセントなどの配線器具事業で順調に事業を拡大させてきた。また、市場からのニーズに合わせて、照明器具、換気扇や天井ファン、電線などへと商品ラインアップを順次拡充させ、現在ではインド最大規模の電設資材メーカーとして成長し、主力商品の配線器具ではトップシェアを獲得している。
なお、松下電工はANCHOR社の発行済株式の80％を取得し、投資額は約500億円になる。
