富士物流(株)の平成19年3月期連結決算は、トヨタ生産方式による合理化が奏功し、利益面で大幅に改善、営業利益9億7300万円(前期比57.0%増)となった。
売上高は富士電機グループ向け、外部企業の物流受託ともに増加し、414億8800万円(前期比4.9%増)。
営業利益が売上高を大きく上回る伸びを示したのは、業務・資本提携関係にある豊田自動織機を通じ、合理化を進めたためとしている。
今後も24時間365日の物流サービスなど高付加価値サービスを前面に打ち出し、増収による利益増以上の収益拡大を目指す。