LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

サトー/売上高14.7%減、営業利益57%減

2009年11月12日/決算

サトーが11月12日に発表した2010年3月期第2四半期決算によると、売上高は364億8200万円(前年同期比14.7%減)、営業利益7億6900万円(56.9%減)、経常利益8億4100万円(52.0%減)、当期利益2億6400万円(48.6%減)となった。

第2四半期の国内の状況は、食品加工、製造、運輸配送などの分野で自動認識技術を活かし、「正確・省力・省資源」の提供による業務効率化やトレーサビリティ需要に対する積極的な提案を行った。並行して新規用途の開拓を行うなど売上拡大の努力を行った。

前期後半から好調な業種や景気の影響を受けにくい取引先、公共関連業種に積極的な営業施策を展開し、大口案件を含め受注件数が増加。売上高は回復傾向にあるとしている。国内の売上高は第2四半期も継続して回復し、徐々に新規市場開拓など売上拡大努力の成果が見られている(第1四半期直前期比は7.7%増、第2四半期は3.4%増)。

海外では欧米、アジア・オセアニア地域各国で売上が34億2000万円減少したが、地域毎に売上拡大策を講じ、第2四半期も売上の回復傾向が見られるようになった。利益面では、売上高の減少に伴い、各地域で生産性の向上と製造コストの低減、各種経費節減の取組を継続し、収益構造は改善しつつある。

欧州事業は固定費削減の成果が出ており、下期から本格的な実施効果が出る見込み。また、上期末でシンガポールの海外統括機能を本社に統合し、販売子会社の運営を強化する。

製品群別の売上高は、メカトロ製品事業が売上高139億4500万円(20.4%減)、営業利益2億7800万円(61.6%減)。サプライ製品事業は売上高225億3700万円(10.7%減)、営業利益4億9100万円(53.7%減)となった。

通期は売上高740億円(5.3%減)、営業利益18億円(146.5%増)、経常利益16億円(349.3%増)、当期利益5億円(75.6%減)を見込んでいる。

関連記事

決算に関する最新ニュース

最新ニュース