DHLは、米バーモント州のホワイト・リバー・ジャンクション地区に物流施設を新設した。施設は延べ1万1000平方フィートで投資額は64万ドル。周囲の貨物需要が増大したことに伴うもので、集荷、配送、仕分け作業の基地として機能することになる。
ホワイト・リバー・ジャンクションおよび周辺地域ではこれまで、DHLは2000平方フィートの施設を使用していたが、キャパは5倍以上になった。幹線道路からはやや離れているが、顧客とのアクセス距離はより近くなったという。
新施設は、最新式の自動ハンドリングシステムを使用しているほか、ドック機能も拡大され、効率化が図られている。このため、配送時刻が早められることになった。
新施設では、国内・国際小包、パレット積み、コンテナなどすべてのタイプの貨物を取り扱う。窓口での貨物受付は、月―金曜が午前9時から午後5時まで、土曜が午前9時から正午までとなっている。
DHLは近年、米国でのネットワーク整備を急いでおり、これまでニューヨーク、シカゴ、ソルトレーク・シティなどで新施設を建設してきた。バーモントでの施設建設もこうした動きの一つ。(翻訳)