LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

セシール/30%CO2排出量削減、グリーン物流のモデル事業認定

2007年05月15日/CSR

セシール(株)は5月14日、運輸部門に係るCO2削減策として、セシールロジスティクス(株)などが運営する「セシロジエコ便」が「グリーン物流パートナーシップ推進会議」のモデル事業として推進決定されたと発表した。

セシールの調達物流では、個々の取引先企業が運送業者を手配しグループの物流拠点であるセシール志度ロジスティクスセンターに商品を納入している。

セシロジエコ便の運用イメージ
20070514secil.gif

「セシロジエコ便」では、①同一地区にある複数の取引企業の商品を、低公害車を利用して1拠点に集約する②集約拠点からセシール志度ロジスティクスセンターまでは、四国に本部のある運送業者の帰り便を利用し、ターミナルでの仕分を経ずに直接搬入する――ことでCO2 排出量の大幅な削減を図るもの。

6月1日には、大阪府内で取引企業約20社の参加を得て、パートナーとして北河内急達運輸(株)、大輪総合運輸(株)の協力で「セシロジエコ便」の運用を開始する。

これにより、従来比約30%のCO2排出量削減を見込み、最終的には大阪府内からの調達物流だけで年間約71tのCO2削減を目指す。同時に年間約20klの省エネ効果(省エネルギー率約25%)を目指す。

今後も、大阪府を中心に関西地区での運用拡大を図るとともに、他地域でも最適なパートナーを選んで導入を検討する、としている。

関連記事

CSRに関する最新ニュース

最新ニュース