(株)トーカンは、平成19年9月期中間決算短信の経営成績で、「流通ソリューションの進展」をスローガンに「商品力の強化-開発・育成・提案-」「ロジスティクス経営の基盤づくり-カイゼン・可視化・マネジメント-」「CSRを通じた経営品質の向上」「人材の強化」を基本方針として、企業体質の強化に努めた。
営業面では、平成18年11月八尾共配センター(大阪府八尾市)を新設、平成19年3月浜松共配センター(静岡県浜松市)を移転・新設し、コンビニエンスストア向け日配物流拠点を強化した。
また、中間流通機能の拡充を図るため物流改革プロジェクトや情報化戦略プロジェクトなど全社規模での取組みを行う一方で、業務改善活動であるTLS-K(トーカン・ロジスティクス・システム-カイゼン)を進め、物流センターのみならず惣菜工場にも横展開を図った。
中長期的な経営戦略では、主要得意先である量販チェーン、コンビニエンスストアチェーン、外食チェーンに対して一括物流を提案し、今後は、さらに高度な物流ソリューションの提供に加えて、カテゴリー・マネジメントなどマーチャンダイジング、リテールサポートを絡めたソリューション営業を展開し得意先ニーズへの対応と更なる顧客満足の向上に努める。