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ライオン/マレーシアに新工場建設

2007年06月01日/物流施設

ライオン(株)は、パーム油を原料とする植物由来の界面活性剤「MES」を製造販売する子会社をマレーシアに設立し、新工場の建設に着手し、平成20年12月から「MES」の生産を開始する。

優れた特長を持つ界面活性剤「MES」を世界の洗剤市場に供給するという事業構想の下、パーム油の主要生産国であるマレーシアに子会社を設立し、「MES」を製造する新工場を建設することとした。

再生産可能な資源による循環型社会実現のため、「MES」を世界の洗剤の標準規格にするため、今後総額100億円を超える積極的な設備投資を行い、年産10万トン規模の「MES」を供給する予定です。今回は、その第一期として、43億円の設備投資により年産2万5千トン規模の生産工場を建設し、平成20年12月から事業開始する。

新会社の概要
社名:仮称:Lion Oleochemicals(Malaysia)Sdn.Bhd.
資本金:9千万マレーシアドル(約31億5千万円、平成19年12月末予定)
会社設立:平成19年6月
営業開始:平成20年12月(予定)
代表者:可知光晴(上席執行役員国際事業本部長兼新規事業推進室長、平成19年6月就任予定)
所在地:マレーシア共和国ジョホール州
業務内容:界面活性剤および化学品の製造販売

新工場の概要
所在地:マレーシア共和国ジョホール州タンジュンランサット工業団地
生産品目:界面活性剤「MES(アルファスルホ脂肪酸メチルエステル塩)」
生産能力:「MES」として年産10万トン(予定)
第一期生産能力:年産2万5千トン
敷地総面積:約80,000㎡
生産開始:平成20年12月(予定)

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