（株）トーハンの平成18年度決算によると、売上高は、641,396百万円と前年比2.1％減で、平成19年1月期より実施した書籍の返品入帳締切日繰り下げによる影響額、約50億円余に加え、既存書店の店頭の売上不振と転廃業の増加等により売上減となった。
販売費及び一般管理費は、前年比98.4％と金額で9億7,600万円の減少となったが、売上伸長率に対して0.5ポイント上回る結果となり、桶川SCMセンター建設に伴う償却負担増と書籍注文品センターの稼働による移転コストなど、経費の増加があった。
また、特別損失として、桶川移転に伴う設備の除却損、投資有価証券評価損等で5億8,000万円を計上している。
