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上海/シンガポールを抜き「世界で最も忙しい港」に

2007年06月22日/国際

シンガポール港管理部門はこのほど、中国経済は引き続き発展の勢いを保っており、上海港は2008年にもシンガポール港に代わり、「世界で最も忙しい港」となるとの予測を発表した。

現在、シンガポール港の年間貨物取扱量は3000万トン、平均で12分に1隻の船舶が出入りしており世界で最も忙しい港である。

一方、上海港も玩具やアパレル、その他貨物の海上輸送による輸出の急増で、今までにない活気を見せている。PSA International 社の東南アジア地域総裁は「シンガポール港は今年5月、海上輸送コンテナ取扱量で新記録を打ち出したが、中国経済の急速な成長と輸出量の増加により、上海港の成長スピードはシンガポール港のそれを上回っている」と述べた。

上海港の年間貨物取扱量は毎年2桁の高い成長を続けており、「世界で最も忙しい港」になる日も近い。(日中経済通信)

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