JALは8月1日より、現在1KGあたり66円(長距離路線)、57円(短距離路線)の日本発国際貨物燃油サーチャージを、1KGあたり73円(長距離路線)、63円(短距離路線)の改定を、国土交通省へ申請した。
JALは航空燃油価格の高騰に際し2001年より同サーチャージの適用を開始し、また2006年10月からは路線別の燃油サーチャージ制度に変更して航空燃料価格高騰分の一部を顧客へ負担させていた。
指標としている米国エネルギー省公表のシンガポール航空燃油市場のケロシン価格が現在の設定基準である75米ドル/バレルを超え、さらに80米ドル/バレルを20営業日連続して上回り(2007年5月11日~6月11日)その後も高止まりし続けていることから、改定を行う。