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曙ブレーキ工業/物流CO2排出量を7%削減(2002年度比)

2007年07月03日/CSR

曙ブレーキ工業(株)は、環境・社会報告書2007を公表した。

物流分野では、物流におけるCO2排出量の削減を2010年度までに7%削減(2002年度比)し、2010年度までに梱包資材の使用量50%削減(2001年度比)する。

改正省エネ法への対応として、省エネ改善目標値(原単位前年度比1%削減)、荷主としてのトンキロデータ、積載率データの取得実施する。

輸送方法においてCO2原単位の小さい輸送方法への転換として、納入品や購入部品、回収容器などの長距離輸送時は、トラックから海上輸送や、鉄道輸送への転換(モーダルシフト)を進めている。

2006年度は岡山(山陽製造(株))から神戸港へのトレーラー輸送のうち、水島港から神戸港への内航船輸送に一部変更した。

拠点間のトラック輸送時には、トラックの架台作製による製品の積載効率向上、海外向け製品の海上コンテナートレーラー輸送への切り替えによる便数の削減と社内混載によるトラックの減車に努め、CO2排出量の低減を図っている。

また、山形製造(株)から名古屋向けの製品は、従来埼玉の物流基地(羽生市)を中継して輸送していたが、山形の名古屋向けに関して、日本海ルートの直送便としトラックの輸送距離を短くした。

海外向けでは背の高い海上コンテナを導入し、積載段数のアップを行い、輸送効率を向上した。

輸送部門におけるCO2排出量は、2005年度の3.62千tに対して、2006年度は3.28千tと大幅に削減した。

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