曙ブレーキ工業は2月19日、北米の生産拠点を現在の3拠点から2拠点に集約すると発表した。
同社は2006年に生産拠点の集約、北米統括会社の本社機能をミシガン州からケンタッキー州に移転、2007年には北米統括会社への資本参加を中心とした伊藤忠グループとの業務提携を行った。
今回の集約はこうした動きの一環で、具体的には曙ブレーキスプリングフィールドプラントで生産している補修用ブレーキパッド、エコロジーの観点から生産しているリビルトキャリパー製品などを、秋をめどに同じケンタッキー州にある曙ブレーキグラスゴープラントへ生産移管。年末をめどにスプリングフィールドプラントを閉鎖する。
これにより、北米の生産拠点はエリザベスタウンプラントとグラスゴープラントの2拠点に統合される。
曙ブレーキでは、移管による合理化効果として、固定費の削減などで年間250万ドル以上を見込んでおり、補修用ブレーキパッドのコスト競争力強化による利益創出、受注拡大を目指す。
グラスゴープラントでは、移管を受け入れるために工場の拡張を計画しており、700万ドルを投じる方向。また、スプリングフィールドプラントの土地・建物は売却する方針。
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曙ブレーキ工業/北米生産拠点を集約
2008年02月20日/物流施設
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