曙ブレーキ工業(株)は、東日本を中心とした国内生産拠点の再編に着手する
国内自動車産業は、グローバル化の進展に伴う自動車メーカーの海外生産へのシフトによる、国内自動車生産の伸び悩み、同社グループは、グローバルレベルでの熾烈な競争化で生き残っていくために、日・米・欧・亜でのグローバル連携強化・補強を図り、グローバル拡販基盤を構築する必要があるとしている。
このため、国内生産拠点の再編による経営資源の集中と有効活用により、勝ち残りのためコスト競争力に耐えられる強い企業体質づくりを進め、コストダウンを図り、グローバル拡販に結び付けるとしている。
再編の主な内容は、曙ブレーキ三春製造(株)を曙ブレーキ福島製造(株)、曙ブレーキ岩槻製造(株)、曙ブレーキ山形製造(株)に移管。
曙ブレーキいわき製造(株)を曙ブレーキ福島製造に、曙ブレーキ羽生製造(株)を曙ブレーキ山形製造、曙ブレーキ福島製造にそれぞれ移管する。
投資額は、曙ブレーキ福島製造の工場拡張も含めて2007年度から2年間で約45億円を計画しており、2009年3月末までを目処に完了させる予定。