イオン（株）、（株）マルエツ、丸紅（株）は7月10日、物流ノウハウの共有、最適な物流システム構築などについて、業務提携を行うことで合意した。
イオンが3月にマルエツの発行済株式総数の約20％を取得して以来、業務提携の可能性について協議・検討してきた。
システム・物流面では、物流に関するノウハウの共有化、最適物流の仕組み構築のほか、店舗後方業務に関するシステム、人事給与システム、マーチャンダイズシステムなど基幹システム構築のノウハウ共有化を通じ、経営の効率化につなげる。
また、資材・サービスコストを削減するため、品目、取引先、手法を共有することで、共同調達を実施するとともに、スペックを合わせていくことで、対象品目の拡大に努める。イオングループ内購買システムの共同活用も行う。
商品面では、仕入、調達、PB開発、販促などで共同の取り組みを検討。惣菜分野のマーチャンダイジングや売場革新に向けた共同研究を行う。
