川崎汽船(株)は、安定的な海事技術者の確保と育成を目的とした「ケイライン・マリタイム・アカデミー(KLMA)構想」に沿って、インド・ムンバイに研修施設をオープンし、2008年春頃にマニラで新たな研修所を完工させると発表した。
これに伴い、同社は「国籍を問わずグループ管理船に配乗する海技者を育成する」のを目的に、グループの海技従事者のキャリアパスを含めた確保育成方針を具体的に示したKLMAマスター・プランを策定。
グループ内に浸透させるため、東京で「KLMA 第一回グローバルミーティング」を開催した。
今後、川崎汽船グループ管理船に乗り組む海技者はKLMAマスター・プランに従って育成し、同社の安全基準を満たした海事技術者による安全運航を確保することで、「安心・安全・信頼」の維持・向上を図るとしている。