国土交通省海事局は「海の日」の7月16日、平成19年版の「海事レポート」を発行する。
レポートの基本構成は「海事行政における重要課題」として海事局の各課横断的な重点課題を記述する第1部と、個別の行政の現状などを記述する第2部の二部構成とした。
第1部では、「今後の安定的な海上輸送のあり方」「安全・安心で環境にやさしい海上輸送の確保」など海事行政の重要課題を紹介。
第2部では、海事行政の各分野について、データと現状課題を踏まえ、直面する政策課題と対応をまとめた。
第1部に掲載した「安定的な海上輸送のあり方」「安全・安心で環境にやさしい海上輸送の確保」などで取り上げた主な項目は次の通り。
■「平成19年版海事レポート」第1部の主な項目
交通政策審議会海事分科会国際海上輸送部会及び同審議会同分科会ヒューマンインフラ部会での中間取りまとめ
運航労務監査・指導体制の強化
水先制度の抜本改正
マラッカ・シンガポール海峡における安全・保安対策等の強化
地球温暖化対策
船舶のリサイクルシステムの構築
ILO海事労働条約の批准に向けた取り組み
モーターボート競走事業の活性化の取り組み
海事分野における海洋政策、地域活性化等への取り組み
海上輸送の特性を生かした取り組み
内航船舶の代替建造促進に関する取り組み
