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DHLグローバルフォワーディングジャパン/関西国際空港でULD自社ビルドアップサービスを開始

2007年07月18日/3PL・物流企業

DHLが日本で航空・海上貨物輸送サービスを展開するDHLグローバルフォワーディングジャパン(株)は、ルフトハンザカーゴの関西国際空港発フランクフルト行きの航空機に搭載した航空貨物について、パレット、コンテナなど航空機に貨物を搭載する際に使用される単位搭載用具(ULD)の自社ビルドアップサービスを開始した。

ULDのビルドアップはこれまで、フォワーダーが空港で航空会社に貨物を引き渡した後、航空会社によって行われるのが一般的だった。

最近、着地での貨物引き渡し可能時間の短縮、輸送中の貨物の盗難やダメージの低減が図れることから、フォワーダーによるビルドアップのニーズが日本で高まっているという。

DHLグローバルフォワーディングのULD自社ビルドアップサービスは、成田カーゴセンターでは2005年に外資系フォワーダーとして初めて認可を受けて行ってきたが、関西国際空港では初めて。

関西国際空港でのサービス開始に向けて、DHLグローバルフォワーディングでは、スレーブパレットやスレーブパレットラック、フォークリフトの台数を増やすなどの設備投資を行ってきた。

また、航空機の種類に合わせたULDの知識、積みつけ方法の習得、貨物のセキュリティーの確保など、貨物の安全な航空輸送に必要な事項について、航空会社の検査を受けてきた。

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