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三井情報/超小型RFIDアプリケーション・サーバープラットフォームを発売

2007年07月19日/IT・機器

三井情報(株)は、アクティブ型RFIDシステム「SPIDER Vシステム」の利活用シーンを拡げるサーバ・プラットフォーム「JTAVISマイクロ・サーバ」を発売すると発表した。

アクティブRFIDシステムは、タグ自身が電池を搭載し自ら微弱電波を発信することから、人や車両、運搬中のモノなど、移動体を対象とした個体認識・検知に利用される場合が多く、屋外などの限られたスペースや通信環境の整っていない場所でシステム・ニーズが多く存在するとされている。

「JTAVISマイクロ・サーバ」は、約10センチ四方の小型の1ボックス・サーバで、リーダから収集されるタグデータの処理のほか、外部制御機器との接続や携帯通信カードの搭載ができ、屋内、屋外でユビキタスなRFID環境の構築が可能となる。

三井情報が販売しているRF Code社の「SPIDER V リーダ」用RFIDミドルウェア「JTAVIS コンセントレータ」が搭載されており、タグデータの収集やフィルタリング、SPIDER Vリーダの制御や監視ができる。

また、制御プログラムや通信プログラムなどのアプリケーションの搭載も可能で、個人認証を伴うドアの開閉やエレベータの呼び出し、信号灯の制御など、タグの情報をトリガーとして外部の制御機器との連携処理、既存ネットワークのない場所では、携帯電話網を利用して遠隔サーバへデータ送信可能。

三井情報では、初年度で300セット、6000万円の売上を目標とし、製品上のアプリケーションの受託開発業務も見込んでいる。

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