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住友商事/米国で風力発電タワー製造事業に参入、物流収益も期待

2007年07月19日/国際

住友商事(株)は7月18日、米国シアトルの鋼製タンク製造メーカー、ティー・ベイリー社グループと共同で、風力発電用タワー製造の専業会社、カタナ・サミット社を設立し、米国で風力発電用タワーの製造販売事業に参入する。世界からの関連部材の調達に伴う物流収益も見込む。

住友商事では「ティー・ベイリー社グループとの合弁により、相当な重量物の物流需要が発生する」としており、これらの需要を住友商事グループで受けていくことから、物流収益への期待も大きい。

既にワシントン州に第一工場を建設し5月に本格稼動しており、ネブラスカ州に第二工場を建設、2010年までに年間400-600基のタワー製造を目指す。総投資額は約40億円。

ティー・ベイリー社グループは、2001年以来、直径が最大4.5M、高さは100Mにもなる巨大な加工物である風力発電用タワーを製造してきており、住友商事は同社と組んで、米国・カナダにおける風力発電用タワーの年間需要3000-3500基(2010年見込み)のうち、15%程度のシェア獲得を目指す。

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