日本郵船(株)は7月27日、傭船中のばら積み船が名古屋港からチリに向かう途上で、シンガポール籍船と伊豆大島南西12kmの地点で衝突したと発表した。
船主からの情報によると、7月27日1時50分頃(日本時間)、名古屋港からチリに向け航行中の傭船「アルファ・アクション(ALPHA ACTION)」(総トン数7万7211トン)と、コンテナ船「ワン・ハイ307(WAN HAI 307)」(総トン数2万5836トン)が衝突したとしている。
海上保安庁の情報では、相手船の船尾付近より油が流出し、海面に薄い油膜が見られるという。両船は衝突したままの状態で緩やかに東方に向かって漂流しており、事故対応のためタグボートが現場に向かっている、としている。