日本郵船／大型原油タンカーが被弾

日本郵船は4月21日、午前10時40分頃（現地時間午前4時40分頃）、イエメン共和国アデン沖東方約440キロメートルで、同社所有・運航の大型原油タンカー「高山」が、小型不審船1隻からの発砲により被弾したと発表した。
小型不審船は午前11時3分頃、本船から船影を確認できなくなるまで離れたという。高山は、4月4日午前2時40分（日本時間）に韓国ウルサン港を出港し、積み地のサウジアラビア王国ヤンブー港に向け空荷での回送航行中だった。
同社によると、被弾による負傷者はなく、本船も航行可能。被弾状況は「現在確認中」としている。
「高山」の概要
船名：高山（TAKAYAMA）
総トン数：15万53トン
全長：332m
船籍：日本
建造年月日：1993年11月（旧日本鋼管津造船所建造）
乗組員：日本人7人、フィリピン人16人、計23人（船長含む）
船舶管理会社：TMM