トランコム(株)の平成20年3月期第1四半期連結業績は、売上高144億2800万円(前年同期比10.6%増)、営業利益5億6800万円(0.1%増)、経常利益5億7500万円(0.7%増)となった。
内部統制システム構築の一環として、コンプライアンス遵守の徹底に注力しつつ、コア事業である物流情報サービス事業やロジスティクスマネジメント事業で、新規顧客の開拓、拠点の増設、品質・生産性の向上に努めた。
物流情報サービス事業では、前期に開設した拠点の業績への寄与などで順調に推移した。
ロジスティクスマネジメント事業では、新規大型案件を受託し、埼玉県騎西市に新たな物流センターを開設したものの、こうした先行投資費用を計上したこと、前期からの受託事業の整理統合の影響などで「厳しい結果」となった。
貨物運送事業では、共同配送部門の整理縮小がほぼ完了し、生協個人宅配部門の収益貢献で堅調に推移した。