トランコム（株）が11月8日に発表した9月中間期の連結業績は、売上高295億2700万円（前年同期比10.4％増）、営業利益11億9400万円（3.5％増）、経常利益11億9000万円（3.2％増）、中間純利益8億6900万円（29.5％増）となった。
主力の物流情報サービス事業で、既存情報センターでの人員増で営業収入が増加、前期に開設した拠点の業績の寄与などもあり、順調に推移した。
ロジスティクスマネジメント事業では、新規大型案件を含む3案件を受託。一方で、拠点開設に伴う先行費用が発生したことや、前期からの受託事業の整理統合の影響もあり、部門収益は微増収ながらも減益となった。
貨物運送事業は、関東圏で自社車両による営業を強化、生協個人宅配部門の受託エリアの拡大により増収し､共同配送部門の収支改善などもあり、大幅な増益となった。
