日本郵船(株)は8月1日、定期コンテナ船共同運航組織「グランドアライアンス」の協調関係を2017年末まで10年間延長することに合意したと発表した。
グランドアライアンスは2700TEU積から9000TEU積まで、大小約140隻の船隊で、主要東西航路で20サービスを提供している。
10年間の延長合意により、成長地域への配船頻度を高めるとともに、主要東西航路での提携関係をほかの航路に拡大することも検討する。
また、今後竣工する新造船を順次追加投入し、最高水準の船隊を維持するとともに、各航路に最適な船型を選択して高品質なサービスの提供に努めるとしている。
グランドアライアンス加入船社は、日本郵船のほかHapagLloyd(ドイツ)、MISC(マレーシア)、OOCL(香港)の4社。