米SCM企業のトレードカード(TradeCard)は、ロジスティクス上の可視性や会計処理にすいての自社サービスを拡充したと発表した。
改良されたのは、トレードカードを使用した際、工場内部や輸送過程を含めたサプライチェーン全体を一元的に監視できるようにした点。
既に今年4月の段階で、「インバウンド・ロジスティクス・トラッキング(Inbound Logistics Tracking)」という次世代型の新サービスを開始し、国際貨物輸送の管理業務を強化した。
このほか、「サプライヤー・イネイブルメント(Supplier Enablement)」というサービスも導入し、梱包から事前の出荷内容データの送付(ASN)、クロスドッキング処理に至るまで、あらゆる分野を自動化した。
これらの改善は、複雑な流通過程をひとまとめに考え、顧客のSCM関連業務を簡素化するのが目的。同社は「サプライチェーンを単にモニターするだけではもう不十分で、積極的に管理していくことが重要になっている」としている。(翻訳)